オール電化マンションの良さは?料理体験してみました。
最近よく耳にする「オール電化マンション」。
これからマンション購入を予定している方は押さえておきたいポイントです。
モデルルームや電力会社のショールームでは、オール電化体験講座を開いているところも多いので、まず足を運んで、導入へ向けた検討材料を集めてみるとよいでしょう。
体験講座の中でも、おすすめしたいのが実際に自分の手を動かす「料理教室」。
今回は、IHクッキングヒーターで「チャーハン」と「焼き魚」を調理しながら、パワー・安全性・コストなど気になる部分を確認してきました。
■ハイパワーと安全性を兼ね備えたIHクッキングヒーター
IHとは日本語で「電磁誘導加熱」を意味します。IHクッキングヒーターとは、電気の力で磁力線を発生させ、その力で鍋自体が発熱する仕組みを利用した調理器具です。
こちらはお湯を沸かしている様子ですが、沸騰までは中火で1分かからないほど。また、加熱途中にプレートのほかの部分を素手で触っても大丈夫。写真のようにフラットなつくりであるため、調理スペースとしても有効に活用できますね。
なお、心配されるパワー(火力)は、湯せんに適した保温モードから中華料理にも対応できる強火まで対応しているものがほとんど。その幅はむしろガスコンロより広いといえるでしょう。

■家電感覚でのパネル操作が料理をより身近なものに
では、いよいよ実際の料理にチャレンジしてみましょう。まずは、火加減の調節や使用後の手入れが難しく、敬遠しがちな「焼き魚」。こちらもIHクッキングヒーターなら手軽に調理可能です。家電の操作を行うようにパネルから、モードは「グリル」、メニューで「焼き魚」を選択すれば後は自動で焼き加減を調節してくれます。また、内臓されているセンサーがグリル内の温度を感知、制御し、失敗のない焼き上がりを実現します。
また、グリル部分は引き出して外して洗えるため、お手入れも簡単。料理の幅も広がりそうですね。

■子どももお年寄りも使いやすいキッチン
次に、強い火力で一気に仕上げる「チャーハン」に挑戦。なんと今回の体験講座では余熱時間1分、調理時間2分の計3分で完成してしまいました。IHクッキングヒーターはフライパンを均一に素早く温めるので、余熱前に油をひいていても大丈夫。また、ガスコンロと異なり五徳を使わないフラットな構造なので、高い安定性も魅力。フライパンがグラグラしないため、両手を使って炒めることができました。このように強いパワーで調理しても、接地面以外は熱くならないため、子どもたちからお年寄りまで安全にご利用いただけます。
家族が、毎日使っていくものですから「使いやすくて安全」というのは重要なポイントです。

■全体を均一に温めるから、焼き上がりも美しい
いくら操作性に優れていても、肝心の味がいまひとつでは導入には踏み切れないものです。体験講座では、実際に試食することができるので安心です。
こちらは一品目の「焼き魚」。身はふっくら、皮はパリパリの理想的な焼き上がり。また、一般的なIHクッキングヒーターには消煙・消臭機能を備えているため、グリル使用中に煙や匂いがほとんど発生しなかったことも驚きです。
そして、こちらは二品目の「チャーハン」。わずか3分の調理時間でパラパラとした仕上がりとなりました。写真のようにフライパンの余熱でお皿を温めることができるのもIHクッキングヒーターならではの使用方法です。

■お手入れの手軽さが価値を生む
IHクッキングヒーターは、フラットなつくりのためお手入れも簡単。普段はふきんで拭くだけ、ちょっとした汚れのときでも、少量のクレンザーをプレートに垂らして丸めたラップで軽くこするだけで、清潔に保つことができます。
また「火を使わない」というメリットを利用し、揚げ物の際には油の飛び散りを防ぐため、鍋にクッキングペーパーをかぶせながら調理する…という驚きの使用方法も。これなら住居全体も汚れにくくなりますね。
マンションの価値は、入居後の住人の管理が決め手となります。一般的にキッチンは、汚れが出やすく使用感も残りやすい場所ですが、IHならば簡単に美しく清潔な状態を保つことが可能です。住居の資産価値を長い間維持できることでしょう。

■煩雑になりがちな光熱費の管理をシンプルに
「電気」と「ガス」。ご存知のように併用するとそれぞれに基本料金と使用コストが発生します。
しかし、オール電化マンションでは、契約は「電気」のみ。
「オール電化は高いのでは?」という心配もあるかもしれませんが、実はこれまで2つであった基本料金が1つになるためとてもお得。今ではオール電化住居を対象とした料金メニュー(東京電力では「電化上手」など)が用意されているため、上手に併用すれば、驚くほど家計をダイエットすることも可能です。まずはお近くの電力会社へ、ぴったりのプランを問い合わせてみるとよいでしょう。
■気になる電磁波の影響は?
一般的なIHクッキングヒーターは、2種類の電磁波が発生箇所が存在します。一つは家電に共通する50/60Hzの低周波部分、そしてもう一つは鍋を加熱する際の20~90KHzの高周波部分です。
まず低周波部分ですが、こちらから発生する電磁波の強さは50mG以下であり、普段使用している一般的な電化製品と同じレベルとなっています。また、高周波部分でも20mG以下とされ、これは国際的なガイドラインで定められた値を大きく下回っており、安心してご利用いただけます。
(ただし心臓用ペースメーカーをお使いの方は、使用される方の個人差が大きいため、医師に相談していただく方がよいでしょう。)
■多くの世帯が住まう集合住宅こそ、安全性が重要
マンションは、たくさんの世帯が集まって暮らす「集合住宅」。住人が多ければ多いほど、火災や事故への不安は募るものです。火を使わない「オール電化」は、そこに住まう人全てが安全な生活を送るために最適なエネルギー源と言えるでしょう。我が家の「オール電化」はマンションの住人全員の安心へとつながっています。
■マンション購入は「オール電化」への転換チャンス!
これまでご紹介したように、操作面・安全面・ランニングコストにおいて非常に魅力的な「オール電化」ですが、既に調理器具、床暖房、給湯などでガスを利用している世帯が導入するには、どうしても初期費用がかさんでしまいます。また、お住まいが賃貸物件であれば契約上オール電化への変更が難しい場合も多いでしょう。
まさに、マンション購入は「オール電化」を導入するチャンスといえます。最初から全住居がオール電化を前提とした物件であれば別途の初期費用は不要です。また、オール電化物件を優遇している住宅ローン商品、火災保険商品もあり、長い目で大きなコストダウンも。
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