
大泉学園通りを北上して「都民農園前」の信号を右折し、長久保通りに入って150mほど行った左手にすし処「市柳」はある。駅から少し離れた、周囲には飲食店もあまりない住宅街というロケーションから、2004年にオープンして以来、隠れ家的にクチコミで常連客が集まってきたという。

周りの景観に溶け込みながらも趣のある粋な佇まい。暖簾をくぐるとカウンターの向こうから「いらっしゃいませ」と威勢のよい掛け声がかかる。ここのカウンターは分厚い白木で作られており、全体的に木の温もりが感じられる店内だ。
スッキリとシンプルで清潔感が漂い、所々にオーナーの趣味だという美術品等が飾られており上品な雰囲気。

実は、「市柳」のオーナーは、祖師谷大蔵にある有名な老舗すし店「青柳」の店主なのだそうだ。店主の祖父は、何と大正天皇の前で鮨を握った事もある著名なすし職人で、幼い頃からすし屋で育った店主は、気がついたら自分もすしを握っていたという生まれながらのすし職人。
そんな店主が見込んだ「市柳」の店長は、とても気さくで話しやすい。もちろん握るすしも絶品だ。極力天然の素材にこだわる店長が自ら築地に出向いて選ぶネタの新鮮さは抜群、旬のものは産地直送だそうだ。


「市柳」には常にプロが選び抜いたネタが揃っている。ランチは2,500円前後からあり、女性客に配慮した少なめサイズのメニューも用意されている。カウンター席のほかにテーブル席や座敷席もあるので用途に合わせて使い分けると良いだろう。
特別な日や大切な方をもてなす場としても憶えておきたい素敵な店だ。

すし処 市柳
所在地:東京都練馬区大泉学園町7-15-3
電話番号:03-5933-2256
※専用駐車場が店の裏にあり乗用車6~7台は停められる。公共交通機関を利用する場合は、大泉学園駅からバスに乗り「都民農園前」で下車。
メニュー例(ランチ):
にぎりずし…2,520円
重ねばらちらし…2,940円
少なめちらし…2,100円